【課題】カルボニル化合物又はチオカルボニル化合物のアリール化(特にαアリール化)を、より安価なフェノール誘導体及びニッケル触媒を用いて、直接的に行う方法を提供することを目的とする。また、この際使用できる新規なニッケル触媒及び該ニッケル触媒が有する新規な配位子を提供することをも目的とする。【解決手段】本発明の新規化合物は、5員環又は6員環のヘテロ環に、ジアルキルホスフィン及び/又はジシクロアルキルホスフィンが2個置換されたダイホスフィン骨格を有する化合物若しくはその塩、並びに該ダイホスフィン骨格がニッケル原子に結合している化合物である。また、単座又は二座のジアルキルホスフィン及び/又はジシクロアルキルホスフィン骨格を有するニッケル化合物の存在下で、カルボニル化合物とフェノール誘導体とのカップリング反応を進行させることができる。【選択図】なし
这项技术旨在提供一种使用更为廉价的
苯酚衍
生物和
镍催化剂直接进行芳基化(特别是α-芳基化)的羰基化合物或
硫代羰基化合物的方法。同时,旨在提供可用于此目的的新型
镍催化剂以及该
镍催化剂具有的新型
配体。本发明的新化合物是指含有二烷基膦和/或二环烷基膦取代的
双膦骨架的化合物或其盐,以及该
双膦骨架与
镍原子结合的化合物,该化合物具有五元环或六元环的杂环。此外,在存在单座或双座的二烷基膦和/或二环烷基膦骨架的
镍化合物的情况下,可以促使羰基化合物与
苯酚衍
生物进行偶联反应。